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野菜病害の見分け方

表紙写真

岸 國平・我孫子和雄/著
A5判 364ページ
定価 3,500円+税
ISBN978-4-88137-101-5

野菜を栽培する人の最も大きな悩みのひとつが「病害」です。家庭菜園から大規模生産農家まで、経験の違いはあるものの、野菜を栽培していて病害に苦しめられなかったという人は多分まれでしょう。病害防除を難しくしている要因のひとつが、診断の難しさです。たとえばキュウリの斑点細菌病とべと病、葉の表面によく似た病斑をつくります。でも病害を引き起こしている病原菌はまったく違う性質で対策も違います。本書は、病害防除の基本となる診断について経験豊富な著者が、たくさんの病徴写真を使い、どこがどう違うのかという「見分け方」に重点を置いてまとめあげた野菜病害診断のバイブルともいえるカラー図鑑です。

本書の特色

1.

カラー写真で見分け方のコツを解説
野菜病害を見分けるコツをカラー写真を使って解説しました。ルーペで特徴を見分ける方法、症状の似た病害を見分けるコツなどを第1部にまとめました。

2.

ひとつの病害にたくさんの写真を掲載
第2部では、各病害ごとに病徴写真を掲載しました。つい見過ごしがちな初期病徴から、典型的な病徴、激発したときの症状、さらに病原体の顕微鏡や電子顕微鏡写真も掲載し、多角的な観点から病害の特徴が診断できます。

3.

的確にポイントを押さえた解説
各病害ごとに「病原菌と伝染経路」「病徴および見分け方のコツ」「防除法のコツ」について解説しました。写真と合わせることで、病害の診断から防除まで、ポイントを的確につかめます。

4.

42種類の作物、277種の病害を網羅
ウリ類、ナス科、アブラナ科野菜から豆類、いも類まで42種類の作物に発生する277種の病害を網羅しました。とくに従来「その他のアブラナ科作物」として取り扱われることの多かったコマツナ、チンゲンサイを独立させて扱いました。

5. 薬剤防除・耕種的防除を解説
収録病害を中心に適用薬剤およびそれらの使用時期・使用回数を一覧表として巻末にまとめて掲載しました。また温湯浸漬、乾熱消毒など耕種的防除についても併せて掲載しました。

目   次

第1部

野菜病害−見分け方のコツ

 

ルーペで見分ける
1 殻を見つける
2 菌核を見つける
3 分生子層の特徴で見分ける
4 分生子柄および分生子の特徴で見分ける
5 さび胞子で見分ける
6 分生子の色と形で見分ける

 

似て非なる症状で見分ける
1 葉の表と裏:キュウリ斑点細菌病とキュウリべと病
2 葉:キュウリ炭疽病とキュウリ黒星病
3 茎:キュウリ炭疽病とキュウリつる枯病
4 果実:キュウリ斑点細菌病、キュウリ炭疽病、キュウリ黒星病
5 茎と葉:メロンえそ斑点病とメロンつる枯病
6 果実:トマトかいよう病、トマト斑点細菌病、トマト灰色かび病(ゴーストスポット)
7 根:トマト褐色根腐病とトマト根腐萎凋病
8 葉:ナスすすかび病とナス黒枯病
9 葉:ナス褐色円星病とナス褐紋病
10 葉:イチゴじゃのめ病、イチゴ葉枯病、イチゴ輪斑病 
11 葉と胞子:ネギ葉枯病とネギ黒斑病

第2部

野菜病害277種

  カブ、キャベツ、チンゲンサイ、コマツナ、ダイコン、ハクサイ、カリフラワー・ブロッコリー、カボチャ、キュウリ、スイカ、メロン、ゴボウ、シュンギク、フキ、レタス、セロリー、ニンジン、パセリー、ミツバ、トマト、ナス、ピーマン、インゲンマメ、エンドウ、ソラマメ、ダイズ、アスパラガス、タマネギ、ニラ、ニンニク、ネギ、ラッキョウ、ホウレンソウ、イチゴ、サトイモ、ヤマノイモ、ショウガ・ミョウガ、トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモ
付 表 適用薬剤表および耕種的防除法
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