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世界の雑草 1 , 2 , 3

竹松哲夫・一前宣正/著
表紙写真
1. 合弁花類
 B5判   712頁
 定価 38,000円+税
 ISBN978-4-88137-031-5

表紙写真
2. 離弁花類
 B5判   856頁
 定価 38,350円+税
 ISBN978-4-88137-050-6
表紙写真
3. 単子葉植物
 B5判  1058頁
 定価 41,000円+税
 ISBN978-4-88137-066-7
●21年間の歳月をかけて全3巻がそろいました
 1987年合弁花編、1993年離弁花編、1997年単子葉編を発刊し、世界唯一の全3巻が完結しました。本書は全3巻が揃わないと利用価値が半減しますので、欠巻がありましたら補充なさることをお進めします。

特  色 と 内  容

1.

雑草を世界的規模でとらえ、地球上の農耕地雑草の4,099種を全3巻に集録しワした。

2.

科の概説では、人類とその科のかかわりあいを解説し、薬用(成分、構造式)、アレロパシー、観賞用、食用など雑草の有効利用について解説しました。

3.

植物には学名がいくつもあるものがありますが、これらについてはその他の学名も総て記載し、併せて各国名も記しました。

4.

各薬種の解説は学名、和名、その他の学名、各国名、語源、植物分類学上の位置、分布(図解)、形態(根、茎、葉、花、果実の解説)、繁殖法(発芽時期と条件、休眠期間、種子の伝播法、アレロパシー)、生育地、農業上の重要性、類似種、文献とあらゆる情報を記載しました。

 

えがき(序文より)

 本書は過去47年間の植物ホルモン・雑草・雑草制御剤の研究において,極めて重要な基礎知識である農耕地雑草について,世界的な視野のもとに個々の雑草についてその過去の研究の実態を取り纏めたものである。
 いうまでもなく今日世界の農耕地は広大で地球陸地面積の約10%を占めている。農耕地は過去数千年の何月をかけて,人類祖先が営々として開拓してきた汗の結晶である。世界の農耕地は人類の食糧生産の唯一の場であり,永久不滅に食料を生産する生きている「人類最大の遺産」である。人類生存の根源である農耕地には,私どもの調査で73科415属1,600種の農耕地雑草が発生し,類似種を合わせると約6,000種が栽培植物と混生し農業生産を阻害している。しかも農耕地雑草は強靱で増殖力が大きく,世界の農耕地15億haにおいて気候,土質,乾湿の如何をとわず,春夏秋冬,栽培植物のあるところ必ず発生増殖する。この制御は容易なことではない。このため農業は雑草との斗いであり,人類と農耕地雑草の斗いは人類祖先による「農業の発明」以来連綿としてつづいている宿命的な課題である。この宿命的課題の抜本的解決には農耕地雑草の実態のすべてに関する集約された世界的知見が必要である。
 私どもは長い間の雑草および雑草防除研究においてそのことを痛感してきた。しかしながら世界中の文献を蒐集し,これを解読し整理することは極めて困難な仕事であり,忍耐強くつづける以外に方法はなかった。
 世界の雑草の調査研究を始めたのが1977年,10年後の1987年に合弁花類,さらに6年後の1993年に離弁花類を発刊し,1997年に単子葉植物編の全3巻を刊行した。着手してから実に21年間の歳月を要して漸く完結した。3巻に収録した雑草の種類は類似種を含めて4,099種, 参考文献30,488件に達した。本書が世界の農耕地雑草及びその防除の研究に役立てば望外の喜びである。