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ミミズ図鑑

石塚小太郎/著
皆越ようせい/写真
B5判 168ページ
定価 4,800円+税
ISBN978-4-88137-172-5
「faura」44号
「どうぶつと動物園」2014年12月号
「理科教室」2014年10月号
「日経サイエンス」2014年9月号
「グリーン・パワー」2014年6月号
ミミズは貧毛綱に属する動物の総称です。そのはたらきについては古くダーウィンの時代から知られ、現在でも出版などを通じてその有用性が広く知られています。しかし、生物研究の基礎ともいうべき分類・生態については未だ未知の部分が多く、名前もほとんど知られていないのが実情です。
日本に生息するミミズは主にフトミミズ科、ツリミミズ科、ジュズイミミズ科に属し、うち95%以上をフトミミズ科が占め、その種数は500以上と推定されています。しかしながら、これまで専門的なミミズの図鑑がなかったこともあって、名前のついているのはまだ1割程度にすぎません。
このような現状にあって、実際に使える図鑑として、種名同定の方法、手順などについてわかりやすく解説したのが本書です。

特  色

第1部 ミミズの名前を調べるために



種名を調べるための手引きで、採集場所や方法、体長・体色、外部形態、内部形態、生育層など主としてフトミミズ科の同定に必要な情報を中心に構成されています。
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第2部 ミミズの解説



本書の根幹をなす各論部で、生態写真、標本写真、解剖図を使って種を解説します。フトミミズ科51種、ツリミミズ科3種、ムカシフトミミズ科2種、ジュズイミミズ科1種について詳述しています。
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第3部 ミミズの生態



フトミミズの表層・浅層・深層への棲み分け、摂食、交接、産卵、ふ化、土壌の団粒構造形成に大きく関与するはたらき、まとめとしてのミミズの一生によって構成されています。
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第4部 採集法、標本作成法、解剖法、標本保存法



フトミミズ科の識別には外部形態と内部形態が必要ですが、変異性の多い種もあり、分類を困難にしています。これら変異性を解説し、これまで記載された日本産フトミミズ属のリスト135種を掲載しました。
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資 料



種名を調べるための手引きで、採集場所や方法、体長・体色、外部形態、内部形態、生育層など主としてフトミミズ科の同定に必要な情報を中心に構成されています。

目  次

第1部 ミミズの名前を調べるために



日本産陸生大型ミミズ3科(フトミミズ科、ツリミミズ科、ジュズイミミズ科)の同定法と検索
[陸生大型ミミズ3科の外部形態比較一覧表]
フトミミズの形態と各部の名称
フトミミズ科の種名を調べる(同定)ために必要な情報
 1.どこで、どのようにして採集したか−採集した場所や採集方法−
 2.ミミズの体長、体型、体色
 3.外部形態を調べる
 (1)雄性孔(第18体節)があるかどうか
 (2)性徴があるかどうか、型状は、位置は
 (3)外部標徴があるかどうか、型状は、位置は
 (4)受精嚢孔の対数は、位置は
 4.内部形態を調べる
 (1)腸盲嚢の形態より調べる
 (2)生殖腺を調べる
 (3)受精嚢を調べる
 (4)貯精嚢の大小、摂護腺の有無を調べる
 生息層と腸盲嚢および他の形質、生態との関係
第2部 ミミズの解説



フトミミズ科
ツリミミズ科
ムカシフトミミズ科
ジュズイミミズ科
第3部 ミミズの生態



ミミズのいる場所:フトミミズは棲み分けをしている
ミミズの摂食
ミミズの交接(交尾)
ミミズの放卵(産卵)・ふ化
ミミズは土をつくる
ミミズの一生
第4部 採集法、標本作成法、解剖法、標本保存法



フトミミズの採集法
 (1)表層種
 (2)浅層種
 (3)深層種
 (4)採集したミミズの保存法
標本作成法(麻酔・固定)および標本保存法
 (1)水洗・麻酔
 (2)固定法
 (3)標本保存法
 (4)解剖法
資 料



フトミミズ科の分類に重要な形態とその変異性
日本産フトミミズの掲載種リスト